子どもの困り感に寄り添いながら、適切な助けを借りて「できる!」を増やす。
こんにちは。保育士ライターのつばきです。今回も素敵な本をご紹介します。
実際に学習障害、とりわけ、ワーキングメモリの弱いご自身のお子様を精力的に支援なさった「ぴーたんさん」の本をご紹介します。
参考:学習障害の子どもへのサポート記録: ワーキングメモリが低い・ADHD疑いの子育て編
ぴーたんさんはお仕事をなさりながらお子様の支援を精力的に行いました。しかもお子様の状況を見ながら、お子様の検査等も上手に取り入れながらお子様の支援にあたっています。
ぴーたんさんは、同じように悩むお子様や、ワーキングメモリが弱いお子様の保護者様の「どうしたらいいの?」という不安を減らすために本を執筆されたそうです。
今回はそんなぴーたんさんの記事の感想を書いていきます。
本の感想
お子様の様子を丁寧に見ていたぴーたんさん。お子様が、幼少期にひらがなが読めなくても、部屋でみえるものに文字を書いてマッチングしやすいようにツールを工夫したり、発音の気になる部分もSTさんの力を借りながらサ行の練習をしておりました。
発達障害や学習障害の本を沢山読んだり、インターネットのコミュニティで相談することで知識を沢山集め、お子様にその時出来るサポートをずっと模索し続けていました。
小学校にお子様が進み、お子様の学習状況をみて、お子様の状況に合わせて、一斉授業の際にお子様にサポートで教員についてもらえるようにお願いしたり、取り出し指導を通してお子様の学習支援のお願いをするなどを通して、お子様が少しでも授業内でできた!経験が増える様に環境調整をぴーたんさんは粘り強く交渉しました。
またコンサーターなどの医療的なサポートを導入し、食欲減退についても学校や学童と連携しお子様が辛くならないような形で支援を行い、お子様の支援を続けました。
お子様の状況に合わせて、小学2,3年の頃は特別支援学級に入れるように学校に働きかけ、大部分で過ごす学校でお子様ができる!を増やせるように働きかけました。
常にお子様の気持ちを考えながら、保護者様がお子様に関わっておられました。
実際にお子様がどこで分かっていないかも丁寧に聞き取りを行うことで、お子様が困っている困り感の背景を探し出し、それに対応してお子様に合う教材を通してできるを増やしておられました。
仕事をされながらお子様のサポートを精力的にやられているぴーたんさんをみさせていただき本当に感銘を受けました。
私たちエコルドでできる支援
私たちもお子様の行動や困り感の背景を考えながら、お子様に合う支援を一人一人の状況に合わせて行っていきます。
特にエコルドでは本部に理学療法士として研究を行っている職員がいる為、実際にお子様の状況を丁寧にアセスメントし、その時に必要な支援を行っていきます。
ぴーたんさんの精力的なお子様の関わりの様に、お子様の状況に合わせた支援、それだけでなく保護者様を一人きりで悩まず一緒に悩みながらお子様の為に出来ることを考え、お子様のできるを増やしていけるように支援していきます。
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