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運動を通して発語を促していく

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保育士のつばきです。

 

今回は、実際に療育実践家されているすけさんのInstagramやブログを紹介しながら、お子様の発語に対してできる支援を考えていきます。

 

参考:https://instagram.com/sukeryoiku?igshid=YmMyMTA2M2Y=

 

参考:https://note.com/sukeeeryo/n/nbbedf519def2

 

運動を上手に取り入れることで発語を促すきっかけとなる

 

まずは運動がお子様の発語にとって効果的であることを論文をもとにすけさんは記事にされています。

運動をすることで活性化される脳部位が、言語野と運動野が近いので、運動することで発語がふとした拍子で出る可能性があります。

 

また感覚統合理論を考えても、言語や発語を促すベースの土台の五感を丁寧に育てていくことが大切という考え方があります。

 

※感覚統合理論とは、「感覚統合とは1970年代にジェーン・エアーズという作業療法士が提唱したもので、様々な感覚器から得た情報を整理し、使いやすくする脳の働きのこと」を言います。

感覚統合を通して、「聴覚・視覚・触覚・前庭覚・固有受容覚などの感覚情報を土台とし、ピラミッド状に発達すると言われ、様々な活動を通して、ピラミッド状の下位部から発達していき様々な生活動作が獲得される」と言われています。

参考:河合香織(2018)どの子もできる, 体育学習を目指して―感覚統合に基づいた情緒通級指導学級における体育実践―

 

感覚統合のピラミッドによれば、音が区別できるようになるには、最下位部の「前庭感覚や固有感覚、触覚」などの原始感覚と呼ばれる感覚器官が発達することが必要となります。

 

そのため、前庭感覚や固有感覚などのを発達を促すことで、徐々にお子様が音を聞き分けることにつながり、発語につながるケースがあります。

 

 

模倣を通して他者を意識して真似が楽しい!

 

すけりょーさんは模倣学習も促しています。

模倣についても、

逆模倣→粗大模倣→微細模倣→音声模倣のような形で、スモールステップを踏むことで言葉の模倣に繋げます。

 

逆模倣を通して、見てもらえる安心感と真似をすることの楽しさを実感します。

粗大模倣を通してみたものを真似していく練習をし、微細模倣を通して言葉につながる細部の部分の真似をし口の形を真似できるような練習をします。

最後に音声模倣を通して言葉の真似をし発語に繋げていきます。

 

また粗大模倣が出来ることを通して、サインやジェスチャーを練習することで、お子様が自分から発信することで周囲者が行動を変えてくれる経験となります。

例えば、子どもが嫌なことから回避したい(うるさい音をやめてほしい、課題をしたくない)際に拒否のサインが出来ることで、嫌なものから距離を取れると、自分が何かを伝えると変わる可能性があるとお子様は知ることができます。

 

実況中継で言葉と事象をセットで覚える

 

みたものを支援者や大人が伝えることで事象と言葉をセットで覚えられます。また実況中継の中でオノマトペを使う中で、お子様に刺激が入り、言葉を覚えるきっかけになるかもしれません。

 

いかができたか?

おうちで手軽に取り入れられるエッセンスが沢山記載されていて私も参考になりました。

 

私たちも普段お子様と関わりながら保護者様にしっかりと共有し、お子様がご家庭でも療育の場面でも出来ることが増えるように支援していきます。

 

何かありましたらいつでもご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

 

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