お子様の認知特性に合わせて効果的な学習支援を
こんにちは。保育士ライターのつばきです。
今回は、「すらぷり」という、発達が気になるお子様に合わせた素敵な教材をご紹介します。
発達が気になるお子様の中には、認知の偏りや得意・苦手の差が激しいケースがあります。その為、お子様の状況や困り感に合わせた教材を提供し、学習支援を行うことで、お子様の「できた!」が増えていく可能性があります。
お子様の学びや保護者様の支援のヒントになりましたら幸いです。
目次
すらぷりの特徴と発達が気になるお子様に役立つポイント3点
発達が気になるお子様にすらぷりが役立つと考えられるポイントは、3つあります。
各プリントの概要の紹介があり、各プリントの意図が説明されている。
各学年のプリントのタブには、各プリントの概要が掲載されています。例えば、小1の算数のプリントでは、数字を使って学習する際には、基数と序数の概念について掲載されています。そして、序数の方が覚えやすいお子様に合わせて、「すごろくたし算1」のようなプリントを作成し、お子様の強みに合わせてスモールステップで「できた!」を増やしています。
※順番(1,2,3)のように数を数えながら数を獲得していくお子様の中には、いっぺんに教えてもらうよりも1つ1つ丁寧に教えてもらう方が覚えやすいお子様もいます。例えば序数や順番を覚えやすい子は歌で覚えたり一片のフレーズで覚えやすいお子様もいます。
読書感想文の様なやり方を教える事が難しい教材も分かりやすく紹介されている。
読書感想文についてのプリントも掲載されています。すらぷりの教材では、読書感想文で1つ1つやることを分け、「読書感想文で使用する本を読むきっかけ」「実際の本のあらすじ」「読んでいて気になった個所とその理由、考察、感じたこと」「読む前に思っていたことと読んだ後に感じたことの変化」「この本を読んで感じた今後の豊富」の5つに分けてプリントが作成されています。
プリントを解きながらどのように文章を構成すればいいのか勉強することができそうです。
読書感想文として、実際に「天気の子」や「ちいちゃんのかげおくり」など題材が載せられており、こちらの題材の読書感想文を作る際、どのように物語を整理して要約するか、どのようなところに着目して感想を書くかなど参考になります。
同じような問題を解くことで、1つの単元を確実に習得することが出来る。
学習を行う際に、まったく同じ問題を解けた場合、単に答えの数字を暗記していて、問題のやり方や解き方、その単元で学ぶべき概念が理解できていない可能性があります。すらぷりでは同じような問題が何問も掲載されているため、概念を何となく理解した後に、沢山プリント学習を通して練習できます。
いかがでしたか?
すらぷりさんでは、お子様にとってわかりやすい教材が沢山掲載されています。
視覚的なイラストも多く、お子様が実際にプリント学習をする際にイメージしやすい構成となっています。
ぜひチェックしてみてください。
エコルド川口教室です
埼玉県川口市で児童発達支援・放課後等デイサービス多機能型事業所を運営しております。
未就学および小学生低学年の課題のあるお子さまに「療育×テクノロジー」をテーマに療育をご提供しています。
エコルドグループの特色である未就学のお子さまを平日17:30までお預かりしていることで保護者さまから喜ばれております。
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