お子様の「不安な気持ち」の対処法を一緒に考えよう
こんにちは。保育士ライターのつばきです。今回は素敵な作品についてご紹介します。
心理学を学んだよっとさんが作られた「SSTの絵本」です。
※よっとさんのサイトでは療育に役立つ素敵な作品が沢山掲載されています。良ければご覧ください。
参考:療育のへや
よっとさんが紹介されているSSTの絵本では、登場人物が混乱したときにどうしたらいいのか考えていく絵本になっています。とてもかわいらしい作品で非常に素敵な作品です。
今回保育士の私から、よっとさんのSSTの絵本の療育意図やエコルドで行っていくSSTについてご紹介していきます。
目次
よっとさんの絵本「SSTの絵本」について
よっとさんが載せてくださるSSTの絵本では、以下のような出来事で混乱している登場人物に対して、どのような声掛けをしたらいいか考えていく絵本になっています。
⑴自分の想定と違うことが起きた時にどうするのか?
登場人物であるうさぎちゃんは、もともと思っていたのと違う遊びを友達がしてしまうことで不安になってしまいます。
その時どのように声をかけるか考えていきます。
発達がゆっくりなお子様の中には、見通しが無くて不安になるケースや見通しが無い為に、落ち着きがないように見えるお子様もいます。
ただし、見通しをつけて活動しても様々な要因によって願い通りにならないケースもあります。その為お子様が混乱してしまうケースもあります。
そうしてしまった時にどのように気持ちを切り替えていくのか?お子様の目線に立った様々なアイデアが本の最後には掲載されていました。
⑵情報量が多すぎてしまった場合にどうしたらいいのか分からない
お子様によっては、ワーキングメモリといい、記憶容量が少ないお子様のいます。その為、一度に多くのことが同時多発的に起きてしまうとキャパシティーを超えてしまい、混乱してしまう方もいます。
その際に、気持ちを落ち着け1つ1つお子様が情報を処理していける様に様々なアイデアを記載してくれています。
よっとさんのSSTの絵本から学ぶパニックの時の対処法
よっとさんの絵本から、発達がゆっくりなお子様が自分が困ったときにどうやって気持ちを落ち着かせたらいいのか?助けを求めればいいのかヒントを教えてくれています。
お子様がパニックになったとき、周りにいる私たち自身も焦ってしまい、不安になり、どうしていいか分からない場合もあります。
その場合でも、お子様自身が対処法を知っておく、もしくはお子様自身が解決できるように対処法を知っておくことは大切です。
実際に最近ではお子様のクールダウンに必要なグッズの紹介をされているサイトもあります。お子様の状況に合わせて対処法を考えてみると良いかもしれません。
参考:[簡単!選ぶだけ!]ADHDの子どもにおすすめのクールダウングッズ『9』選!(ランキングあり)
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
よっとさん。かわいいトーンの絵本をありがとうございます。
これを気にお子様と一緒にクールダウンについて一緒に考えてみる機会を作ってみてはいかがでしょうか。