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言葉があまり増えないお子様に対しての支援の一例

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こんにちは。保育士のつばきです。

 

「うちの子は言葉での発語があまり増えなくて…。その一方で、私が言ったことは理解しているみたいなんです」

 

このように言葉があまり増えないことについてお悩みではありませんか?

 

今回は言葉があまり増えないお子様に対しての支援の一例や私たちが出来ることの一例についてご紹介します。

 

①言葉が増えないお子様の要因として考えられる一例

 

私たちの施設に通うお子様の中にも「言葉が増えない」と言う理由でお子様のことを思って、相談してくれるケースもあります。

 

また1歳半検診や3歳児検診などで言葉の面について保健師さんやお医者様から指摘され、気にされて相談してくれるケースがあります。

 

言葉が増えない要因として、もちろん言語の理解力や発語がゆっくりなケースもありますが実際にお子様と関わらせてもらう中で以下のようなケースも多くありそうです。

 

⑴対人不安など心の問題

→安心できる他者以外の方と一緒に過ごすことにストレスや不安を感じやすいお子様もいます。そのためまずは言語が増えるような促しではなく、安心してもらえるように関わっていき、徐々に不安を減らしていくことも重要です。

また私たちは対人不安を抱えやすいお子様の安心グッズをお子様の感覚特性やお子様の好きなものを通して、療育の中で見つけていくことをお手伝いもできます。

 

⑵話す機会が少なくて経験が乏しい

→人の話す内容は理解できるものの、特定の方と話す機会が少ないお子様もいます。例えば、一人っ子で大人の中で過ごすことの多いお子様で、保育園等には聴覚過敏等もあり、なかなかクラスに入っていけないお子様の場合、落ち着いて同世代のお子様と話す機会がすくなくなってしまうケースもあります。

私たちは、お子様の状況に合わせて、お子様とお話の練習をしたうえで、同世代のお友達との会話を練習することもできます。

 

⑶話す必要がないと感じている

→例えば、要求語を言わずとも、周りの大人がお子様の状況を汲み取ってあげることでお子様も「言わなくても分かってもらえるからわざわざ言わなくてもいいや」と思っている可能性もあります。

そのため、お子様に無理のない形で、お子様一人でやれないものを提案し(シーツブランコと言って支援員がシーツの両端をもって揺らしてもらうものや、開けてもらう必要のある二の中に入った魅力的なおもちゃ)、お子様の要求語を受けて、お子様が遊べるように支援することで、お子様が「言葉を使った方が得だ」と感じるかもしれません。

 

②お子様の言葉を増やす言葉かけのコツの一例

 

お子様の言葉が増える声掛けにはどのように物があるでしょうか?

 

その一例として、お子様が見ているものと同じものを大人(保護者様、支援者)が見て、お子様の目線を合わせて言葉かけすることがよいです。

 

お子様は目の発達からも大人よりも視野が狭い可能性があります。

そのため、支援員が見えているものがお子様には見えておらず、お子様に一生懸命支援員が話しかけても物(見えているもの)と物の名称が一致しない可能性があります。

 

そのため、お子様の目線に合わせて1つ1つ共感しながら言葉を増やしていくとよいでしょう。

 

お子様の発達レベルや発語レベルに合わせてお子様の発語数にプラス1語程度増やして声掛けするのもよいでしょう。

 

例えば、「ぶーぶー」と車を見て発語してくれたお子様に対して、「赤いブーブーだね」、「ブーブー走っているね」などと1語文部やして声掛けすることで、言葉の使い方や音のニュアンスをお子様が知ることが出来ます。

 

机上課題として学ぶだけでなく、遊びの中で自然に伝えていくことで言葉が増えていく可能性があります。

 

いかがでしたか?私たちは無料相談も実施しております。

何かありましたらいつでもお気軽にご連絡ください。

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